CEO

曽宮 燎汰

経歴

神戸大学経営学部卒業後、M&A系の事業会社に入社。
2018年の12月に退社、翌年5月に株式会社AdOpsを創業。
WEB広告に関するセミナーや、UUUMなどと提携しクリエイターを育てる専門学校「バンタンアカデミー」の講師としてマーケティングの講義も行う。
メディア掲載:「ProfessionalOnline」「HUMANHISTORY」

曽宮 燎汰

AdOps設立の経緯を教えてください

尊敬し合える仲間とともに、大きな目標を達成したいという思いから、AdOpsを設立しました。

独立後の約半年間は一人でタイに滞在しながらWeb広告代理事業を行っていましたが、そこでの生活は私が思い描く「幸せ」とは大きく異なるものでした。

過去の原体験を振り返る中で、所属組織の仲間と同じ目標に向かい、邁進し、それを達成したときの喜びを分かち合うことに大きなやりがいを感じていたことを再確認しました。この気づきを経て、企業として仲間を集め、共に事業を推進する道を選ぶことを決意しました。

Webマーケティングの魅力を教えてください

私が思うWebマーケティングの魅力は、大きく3つあります。

1.結果が明確で、リアルタイム性とスピード感がある

Webマーケティングでは、施策の結果が即座に数値として現れます。このリアルタイム性により、迅速な改善を重ねることで、確実に成果を出せる点が非常に魅力的です。

2.事業へのインパクトが非常に大きい

Webマーケティングは、集客や売上に直結するため、企業や事業への影響力が計り知れません。適切な施策を行えば、短期間で事業を大きく成長させることが可能です。

3,能力次第で1人当たりの生産性が無限に高まる

マーケターのスキルや知識次第では、わずか1人で何十億、何百億円規模の事業を動かすことができます。このスケールの大きさは、他の職種にはないWebマーケティングの最大の特徴です。

マーケティングを深く理解することは、経営を理解することと非常に近いと言えます。企業経営における主要な課題である「集客」と「採用」も、マーケティングの考え方を活用することで大きな成果を生み出せます。課題から逆算して適切な施策を大量に実行できるマーケターは、企業の未来を左右するほどの価値を生み出す存在です。

私自身、このスケール感に魅了されて、Webマーケティングを通じて事業を推進し、人生をかけて取り組んでいます。この分野における可能性を追求することが、私のやりがいであり、目標です。

AdOpsの成長理由を教えてください

私たちが成長を続けられている理由は、ユーザーとクライアントに真摯に向き合っているからだと考えています。

当社では、ユーザーの潜在的なニーズが何か、そして何を伝えることで「あと一歩の行動」を起こす後押しになるのかを日々分析しています。その上で、施策の実行と改善を繰り返すことで、常に成果を追求しています。

ユーザーが「商品に興味はあるけれど、今はいいかな」「面倒だな」といった気持ちを持つことは当然のことです。しかし、こうした負の感情を取り除くのは、企業の努力によってこそ可能になります。その課題を解決することで、より多くの情報やサービスを、必要としているユーザーに届けることができるのです。結果として、ユーザーの満足度を高め、幸せを提供できると考えています。

同時に、それはクライアントにとっても事業拡大の一助となり、さらに当社の成長にもつながります。ユーザー・クライアント・弊社がともに成長し、より良い未来を築ける関係を目指し、私たちはこれからも努力を続けてまいります。

他のWeb広告代理店と比較してAdOpsが優れている点を教えてください

当社の他社との差別化要因は、大きく以下の3つです。

1.成果報酬型広告をメインにすること

当社は成果報酬型広告を主軸としたビジネスモデルを採用しています。この仕組みにより、クライアントが売上につながった場合のみ報酬をいただく形となります。これにより、クライアントに対して「利益」という本質的な価値を提供するとともに、事業推進のパートナーとしての信頼関係を築くことが可能です。また、このモデルは、売上が発生する前に広告費を先行投資するというリスクを伴います。そのため、集客力への強い自信と実績がなければ成り立たない、高度なスキームでもあります。

2.クライアントの利益につながる集客全般を総合的に改善

当社は、最先端のチャットボット型システムの開発やCRM(顧客関係管理)改善など、クライアントの集客全般を支援しています。

一般的なWeb広告代理店では、クライアントが用意したランディングページ(LP)やCRMをそのまま利用し、広告運用を行うケースが多いです。そのため、提供できる価値が限定的になりがちです。

一方で、当社はLPの集客効率を飛躍的に向上させるチャットボットシステムを開発・導入・改善まで一気通貫で実施します。これにより、集客の効率と質を同時に改善し、クライアントに大きな成果をもたらしています。

さらに、当社は業界トップクラスのシェアを誇るクライアントの集客支援を多く手掛けており、新規クライアントの大半も既存の支援先からの引き合いによって獲得しています。このように、クライアントから厚い信頼を得ていることが当社の強みです。

3.メンバーの採用・教育水準が高いこと

当社では、採用プロセスにおいて候補者の能力を定量的に測るテストや面接を導入し、適性のある人材を厳選しています。採用後も教育に力を入れ、メンバーの成長を徹底的に支援しています。

具体的には、広告制作や運用ノウハウを網羅した100ページ以上のマニュアルを整備。また、21項目のスキルをLevel1〜7で可視化する独自の『AdOpsスキルマップ』を活用し、メンバーの基礎能力や得意分野を最大限に引き出します。この教育体制により、未経験のハイポテンシャル人材を短期間で即戦力とすることが可能です。

今後のAdOpsのビジョンについて教えてください

当社は、「最高品質の集客力を通じてWeb業界を牽引するトップ集団になる」というミッションの実現を目指しています。そして、ビジョンである「関わるすべての人を幸せにするプロのマーケター集団であり続ける」ことを達成し続けたいと考えています。

具体的な定量目標として、2033年までに年商300億円を達成することを掲げています。その実現に向けて、既存の伴走型デジタルマーケティング事業の成長をさらに加速させるとともに、新規事業にも積極的に取り組んでまいります。

マーケターとして活躍するために重要な事を教えてください

マーケターとして活躍するために必要な要素は、大きく以下の3つだと考えています。

  1. 数字への強い執着心
  2. ユーザー理解
  3. 周囲を巻き込む力

1.数字への強い執着心

優秀なマーケターとは、ものを売るための最高の仕組みを構築し、それを最大効率で運用できる人を指します。そのために最も大事なのは、成果を「どうしても出したい」という強い執着心を持つことです。

マーケティングは外から見ると華やかに見えるかもしれませんが、実際の業務は非常に泥臭く、地道な作業の連続です。試行錯誤を繰り返し、粘り強く結果を追求する姿勢が、マーケターとして成功する上で最も重要だと考えています。

2.ユーザー理解

マーケティングに携わると、成果を上げるには「ユーザー目線で深く考える力」が不可欠であることを実感します。主観を排除し、一次情報を愚直に収集し、そこから洞察を得ることで、本当に成果につながる施策が生まれます。

ユーザーが何を求めているのか、どんな不満を抱えているのかを徹底的に理解し、解決策を提示できる能力こそ、マーケターの真価を発揮する鍵です。

3.周囲を巻き込む力

マーケティングは、クライアントやチームメンバー、その他多くの関係者を巻き込む仕事です。自分が「どのような人に仕事を任せたいか」「どんな人についていきたいか」を考え、それを自ら体現することで、自然と周囲を引き込むことができます。

特に、マーケティング業務では上流から下流まで多くのステークホルダーが関与するため、説明能力や人間力が非常に重要です。これらの力を磨き、関係者と連携して進めるスキルを持つ人が、長期的に活躍できるマーケターと言えます。

メンバーにはどういった人が多いか教えてください

当社には素直で人柄の良い社員が多く在籍しています。

私を含め、20〜30代の同世代メンバーが中心で、全員が仕事に前向きで熱意を持って取り組んでいることが特徴です。職場全体に活気があり、エネルギッシュな雰囲気が漂っています。

また、前職の業界として金融、メーカー、広告代理店、SE、ADなどさまざまな分野から転職してきた社員がおり、それぞれの経験を活かして活躍しています。

さらに、目標達成飲み会や社員旅行など、社員同士の交流を深める機会が多く設けられています。そのため、仕事だけでなくプライベートでも仲が良い社員が多い、アットホームな社風が当社の魅力の一つです。

未経験者でも活躍できる理由を教えてください

当社がメンバーの成長を重視していることが、この結果につながっている理由の一つです。

先述の通り、当社ではマニュアルや『AdOpsスキルマップ』を活用し、メンバーの基礎能力や得意分野を伸ばすための教育体制を整えています。それに加えて、メンバーが成長することで組織全体の成果につながるという文化が根付いており、1人のメンバーを全員で支える風土が構築されています。

このような環境があるため、入社2カ月目には担当案件や媒体を任されることも珍しくなく、入社3カ月目には新規集客チャネルを全面的に任されるといった、抜擢のスピード感が実現しています。この圧倒的な速さでの成長と任命は、当社の教育体制と組織文化が起因していると考えてます。

社内の評価制度について教えてください

当社では、評価基準を以下の3つの観点から総合的に判断しています。

  1. 個人目標の達成
  2. 組織への貢献
  3. スキルマップの成長

1.個人目標の達成

個人目標の達成については、その成果に応じた昇給および賞与を支給します。また、昇進については、成果と能力が一定の基準に達した時点で速やかに辞令を発令します。これにより、社員一人ひとりの努力と成果を正当に評価する仕組みを整えています。

2.組織への貢献

組織への貢献については、360度評価制度を導入し、全員が互いを評価し合う仕組みを採用しています。この制度により、個人の働きがチームや組織全体に与える影響を公平かつ定量的に判断しています。

3.スキルマップの成長

半期に一度、『AdOpsスキルマップ』をもとに社員自身が成長テーマを設定し、その達成度に基づいて評価を行います。この仕組みを通じて、社員が自らの成長を計画し、実現できるようサポートしています。

これらの評価基準を通じて、社員一人ひとりが自身の成長を実感しながら、組織全体の発展に寄与できる環境を構築しています。

AdOpsへ入社を検討されている方にメッセージをお願いします

このような長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最後に、私自身の就職活動期の後悔についてお話させてください。

大学時代の就職活動中、私は自分に嘘をついていました。「誰もが羨むような安定した大企業に入りたい」という軸を掲げ、それを目標にしていたのです。

しかし、就職活動を終えて振り返ってみると、私はあることに気づきました。それは、「他人にどう見られるか」で自分のやる気が左右されたことは一度もなく、むしろ「自分で目標を決め、それを尊敬する仲間と共に達成した時」にこそ、強い達成感を感じていた、ということです。

就職活動中の自分は、その事実を無視し、自分に嘘をついていたのです。そして、そんな自分がどうしても許せませんでした。この強烈な反省を経て、私は自分の人生を見つめ直し、紆余曲折や数々の苦労を経験しながら、AdOpsを創業しました。今こうしてこの会社を成長させることができているのも、当時の後悔があったからだと感じています。

人生100年時代と言われる現代、今あなたが25歳なら、残りの人生はまだ75年もあります。

その残りの時間を後悔のないものにするためには、自分の意志で環境を選び取ることが大切です。

もし、その選択肢として当社を選んでいただけるのであれば、これほど光栄なことはありません。そんなあなたと選考の場でお会いできる日を、心から楽しみにしております。

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